Windows Update ...
数日前,PC起動後しばらくするとファンが回転しっぱなしになって明らかに異常事態って感じになる現象に遭遇。
実は先月の同じ頃(連休明けぐらい)にも同じ症状が出て弱っていたのだが,今回もか… 再起動後,リソースモニターを開けて挙動を観察していると,svchost.exe(netsvc)とTrustedInstaller.exeがCPUを掴んで放さぬようである。CPU使用率自体は10〜20%代なのだが,増減の仕方がきもちわるい。
調べてみるとこのふたつはWindows Update関連のものらしく,Windows Updateから更新を確認すると,「確認中です」のまま一切進捗なし。ひとまず[コントロールパネル]→[Windows Update]→[設定の変更]から[更新プログラムを確認しない]に設定+再起動でWindows Updateを止めることで症状は治まるのだが,ずっとこのままとはいかない。更に調査すると,Windows Update カタログからKB3161664を先に手動でインストールするとうまくいくとの情報がありました。早速実行すると,KB3161664インストール後はWindows Updateもちゃんと進展して(まぁそれでも時間はかかるけども)一応解決…
そういえば5月も結局一部のKBを手動インストールしてうまくいったのだった。しかしここまでくるともはや10に変えないユーザーを狙った公式ウイルスの感である。来月も同じような問題が起きる気がしてならない。
2016年春アニメ
すでに1ヶ月以上が経っているにもかかわらず『アイカツ』終了の悲しみから抜け出せない…
スターズも面白いのだけれど,いまだこの心の穴を埋めるには至らず.
失意のうちで春アニメのチェックも遅れて,今期の深夜帯は『少年メイド』と『はいふり』(『ハイスクール・フリート』)しか視聴していないという体たらくです.
前者は『ワルキューレロマンツェ』の山本裕介監督とエイトビット制作ということで期待して視聴.テロや放送時間の乱れに出鼻をくじかれましたが,今のところ期待通りの内容です.後者は,鈴木貴昭氏原案と聞いて視聴.1〜3話まですばらしい滑り出しを見せ,とりわけ手に汗握る海戦は「海のガルパン」となることを期待させます.こういうものを見たかった! 4,5話はすこしテンポが悪くなった印象で先の展開に一抹の不安を覚えますが,まぁ,全体の評価はおしまいまで見てから判断しましょう.
浅い時間は新規の『アイカツ スターズ』に継続の『プリパラ』ですが,あと水曜に『CCさくら』の再放送もありますね.ここ数年,NHKやBS11などでいろいろ再放送が増えてきて嬉しい限りだ.
2016年冬アニメ
あけましておめでとうございます.
『ハッカドール』が面白かったという話をしようと思っていたら,いつのまにか年が明けて冬アニメがはじまってしまった…
げそいくお氏の名にひかれて見始めましたが,毎回色々とアレなネタを放り込んであって,往年の『エクセル・サーガ』を思い出させるひどい(誉め言葉)内容でした(笑).
冬アニメで注目は
- 『昭和元禄落語心中』…『さんかれあ』,『ローゼンメイデン』2期の畠山守監督で制作がスタジオディーン,それであのキャストとなれば,さぞや味わい深い出来になることでしょう.
- 『だがしかし』…アニメーション制作feel.→視聴決定
- 『紅殻のパンドラ』…ペカッとした六道画がアニメになるとあっては見ざるを得ない.
あたりですか.あと,1話のリンボーに釣られてしまったので(苦笑),『無彩限のファントム・ワールド』も観ていくと思います.
おまけ
ペトラルカの『わが秘密』がI Tatti Renaissance Libraryで4月ごろ出るようです.
Francesco Petrarca(edited and translated by Nicholas Mann), My Secret Book, Harvard UP, 2016.
このシリーズは英訳つきで本文も古典式に綴り直してあります.今のところ『わが秘密』は羅伊対訳の
Francesco Petrarca, Prose, a cura di Guido Martellotti e di Pier Giorgio Ricci, Enrico Carrara, Enrico Bianchi, Milano-Napoli, Riccardo Ricciardi Editore, 1955.
に入っているE. Carraraのものを使うのが一般的ですが,そこそこ前の本ですし,ちょっと普通には入手や閲覧が容易でないのが難点.『わが秘密』は人気のある作品ですし,今度の出版でアクセスしやすくなるならばありがたいことです.
ちなみに邦訳はこちら.
東方Project 20周年
ニコニコ動画で東方Project20周年記念番組を生放送するようです.
仕事なので視聴は無理そうですが…
東方project 20周年飲み会 〜20リットルのお酒と音楽とゲームがあるよ〜【闘TV】
もうそんなになるものか,と思いますね.
[追記]
予想よりはやく切り上げられたので結局6時過ぎから終わりまで酒を飲みつつ視聴できました.
後半の音楽系パートではIOSYSからARMさんもいらしてましたね.
みな東方にはじめて触れたきっかけを思い起こしておられましたが,入り方や時期もいろいろであるなあと改めて思いました.
自分の場合は,たしか音楽系の2次創作でその存在を知り,原作をプレイという流れだったと思います*1.自分でもアレンジ曲を作って公開していたのが7年前ですから,2007年後半から2008年はじめごろにかけてのことでしょう.
2次創作からはじめてメジャーになった人がいつか「自分も昔東方をやってたんだ」というようなことを言ってくれたらそれでいい,と折にふれZUNさんが仰っていたのが心に残っております.
新刊近刊いろいろ
新配架図書をいろいろと(あまり図書館らしいことをしていなかったので).
衿沢世衣子さんの『ちづかマップ』第3巻が出ました.
単行本でフォローしていたので完結は驚きであり寂しくもあります.今和次郎も出てくる「むさしの編」,りんちゃんと海苔漁の歴史をたどる「大森編」が特に気に入りました.たぶん実際の子どもたちならあまり興味を示さなさそうな渋めの「調べ学習」を楽しそうに進めていくのがツボです.
また利用者の要望にこたえて雑誌コーナーには『1月と7月』(既刊3巻)が新規に追加されました.
是非御覧ください.
しばらく先になりますが,学術書にはカエサル『内乱記』のOxford Classical Texts版(C. Damon校訂)を配架予定です.
このシリーズはギリシア語の方ですでに序文が英語になっていましたが,目次を見る限りついにラテン語作品でも序文が英語になってしまうようです……
また,こちらは近日中に手に取れる形になると思いますが,エラスムスの『格言集』抄訳が知泉書館より刊行されます.
昨年には『痴愚神礼讃』の新訳など沓掛先生のお仕事が世に出ましたし,ちょっとしたエラスムス・ブームが来ているのでしょうか.確かに,今の時代状況からいっても一層注目されて然るべき「知の巨人」ではありますが.
『格言集』の原文はこちらから.
『うまるちゃん』からポロロッカして『わしも』を観る
夏アニメも折り返し地点を過ぎました.
浅い時間は,あかりちゃんの可愛さがとどまるところを知らない『アイカツ!』を継続視聴.これに加えて,放送時間の変更以来ちょっと離れていた『プリパラ』の視聴を再開*1.唯一のネックだった実写EDが改められていて何よりでした.
ところで4月から始まっている『ジュエルペット マジカルチェンジ』はもっと放送局を増やせないものでしょうか*2.あるいは配信でもあればせめてもの救いなのですが.
深夜帯は,分割だった『アイドルマスターシンデレラガールズ』を毎週楽しみに継続視聴.原画・設定資料集ほしさに円盤も購入しました.新たに観始めたのはこれで3期目となる『Working!!!』,5分枠の『だんちがい』,そして『干物妹!うまるちゃん』です.太田雅彦・あおしまたかし両氏の名を見て,しかも制作・動画工房とくれば視聴しないわけにはいかなかったのですが,期待以上の内容で大歓喜です.原作にまで手を出すほどでした.
こうしてみると最近は放送作品を観る本数がめっきり減ってしまったようです.ときどき過去作品を見直したりはするのですけれど.これも年齢のせいでしょうかね……
春アニメ雑感 + おまけ
浅い時間に観るアニメが減ってしまいました.
引き続き観ているのは『アイカツ!』のみ.新入生が入ったりユニットが次々組まれたりでどんどん新しく展開しております.とくに直近の136話などはあかりちゃんのアイドルとしての成長が感じられるなぁとしみじみ.正直にいうと初登場時はいちごちゃんの後を継げるのかと不安でしたが,すっかり立派な主人公ですね.
深夜は『ハロー!!きんいろモザイク』(2期),『山田くんと7人の魔女』,『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』(2期)を視聴.
『やまじょ』は安心して毎週楽しみにできる感が好いです.入れ替わり系の作品は声優陣の演技が重要ですが,それも期待に応えてくれる内容*1.
『はまち』は,1期から制作会社やスタッフが変わりましたが,肝心のシリーズ構成は変わらず菅正太郎さんだったので安心して視聴.田中雄一さんのキャラデザも素敵で*2,全体としてとても力の入った内容だと思います.
おまけ
Brillから新しいギリシア語辞典が出るようです(8月頃発売と一応書いてありますが).
F. Montanari, The Brill Dictionary of Ancient Greek, Brill 2015.
The Brill Dictionary of Ancient Greek
2013年に第3版の出たFranco Montanariによるギリシア語イタリア語辞典がもとになっている模様.Brillのページでサンプルのpdfが閲覧できます*3.